寝違え

  • 首の痛みで目が覚めた
  • 朝起きたら首が回らなくなっていた
  • 可動域(首の動く範囲)に制限がある
  • 揉んでも痛みが増す
  • 首を動かすと肩や背中も痛い

寝違えはなぜ起こる?

一般的に寝違えの原因は睡眠中における姿勢不良と言われています。

特に最近では低反発ベッドや枕などが入眠障害の人に人気ですが、こちらの低反発ベッドにも落とし穴があります。本来寝ている時に起こる寝返りが極端に減ってしまうという欠点があります。

通常成人では寝ている最中に約20回ほど寝返りを打つと言われていますが、低反発ベッドでは10回まで落ち込んでしまうとされています。

人間は筋肉を動かすことで心臓の鼓動だけでは足りない血液循環を促しますが、寝ている最中は寝返りでしか身体を動かすことはありません。そのため、寝返りの回数が極端に減ってしまうと関節周囲の筋肉が異常緊張を起こしてしまい、目が覚めた時に首を動かすと関節に強いダメージを起こしてしまうのが原因の一つとされています。

寝違えが改善しない・寝違えが悪化する理由とは?

寝違えでは首・肩周りの筋肉が異常に硬くなっている過緊張や炎症による動作時痛が見られます。

強度の強い寝違えではそのまま放っておくと血流はさらに悪くなってしまい首周囲の筋肉の過緊張により上肢にかけての痺れや感覚異常、激しい疼痛、場合によっては運動障害も見られることがあります。

つまり、寝違えは早めに治療を行うほど早期回復につながるのです。

 

寝違えに対する治療法

症状のきつい寝違えの場合、急性期には筋肉が炎症を起こしているのでまずは患部を冷やして、テーピングなどで固定します。場合によっては頸椎カラーという固定具を用いて安静固定をし、消炎処置を行います。

その後、炎症が落ち着いたら次に温めたり筋肉を緩めたりする治療を行います。主に手技治療やストレッチ、鍼治療を用いて根本的に寝違えた筋肉にアプローチしていきます。

そして、運動制限がある関節部位を神経×筋調整法でゆっくりと動かすことで筋肉の緊張を和らげ、関節可動域の改善を促します。