2025年02月18日
寝違えってどうして起きるの!?
朝起きたときに首が痛くて動かせないという経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?「寝違え」という言葉は一般的に使われていますが、その原因や予防方法については意外と知られていないことが多いです。今回は、寝違えについての基本的な知識とその対策方法を詳しく解説します!
【寝違えの原因とは?】
寝違えは、睡眠中に不自然な姿勢で寝てしまうことによって起こる首の筋肉・靭帯の緊張や損傷が主な原因です。特に、首を無理な角度に曲げて寝たり、長時間同じ姿勢で寝ていたりすると、首の筋肉に負担がかかり、炎症を引き起こしてしまいます。
具体的な原因としては以下のようなことが挙げられます。
①不自然な寝姿勢
枕が高すぎたり低すぎたり、体勢が不安定なままで寝てしまうと首に負担がかかります。
②冷えや温度差
寝室が冷えていたり、エアコンの風が直接当たる場所で寝てしまうと、筋肉がこわばりやすくなります。
③ストレスや疲労
精神的なストレスや肉体的な疲労が蓄積すると、寝ている間に体が硬直しやすくなります。
【寝違えを予防する方法】
寝違えを完全に防ぐことは難しいかもしれませんが、予防策を講じることでリスクを減らすことはできます。
○適切な枕を使う
自分の首に合った高さや硬さの枕を使うことが重要です。枕が高すぎると首が過度に曲がり、低すぎると逆に首が伸びすぎて負担がかかります。寝返りをうつ際に首の負担を減らすためには、枕の選び方が大切です。
○寝姿勢に注意する
横向きで寝る際には、肩と首に負担がかからないように心がけると良いです。仰向けで寝る場合は、首を支えるために少し高めの枕を使うと良いです。また、寝ているときに首が偏らないように注意をし、寝返りを打つときに姿勢を調整することが大切です。
○体を温める
寝る前に軽いストレッチを行ったり、温かいお風呂に入ったりして、筋肉をリラックスさせると良いです。冷房やエアコンを長時間使わないようにし、寝室の温度調整も適切に行うことも予防につながります。
○適度な運動とストレッチ
日常的に軽い運動やストレッチを行うことで、筋肉が柔軟になり、寝ている間に首や肩にかかる負担を減らせます。特に首周りや肩の筋肉をほぐすストレッチは効果的です。
【寝違えになった場合の対処法】
もし寝違えになってしまった場合、無理に動かさず安静にすることが最も大切です。
以下の方法で一時的に痛みを和らげることもできます。
1.温湿布または冷湿布
初期の痛みが強い場合は冷湿布を、痛みが引き、熱を持った感覚(ズキズキやジンジンした痛み)を感じなければ温湿布を使うと効果的です。冷やすことで炎症を抑え、温めることで筋肉の緊張をほぐします。
2.無理に動かさない
痛みがひどい場合、無理に首を動かすことは避け、安静にすることが回復への近道です。無理に動かすと、逆に症状を悪化させる可能性があります。
3.近くの整骨院もしくは整形外科へ
例え軽い痛みの場合でも、整形外科や整骨院で治療を受けることをおすすめします。深刻な問題が隠れている場合や、痛みの長期化や頻繁な再受傷に繋がることもあるため、専門家のアドバイスを受けることが重要です。
【フロンティア整骨院・鍼灸院グループでできること】
寝違えは、筋肉の過度な緊張から引き起こされる痛みや炎症や、首の可動域制限が主な症状です。
初期は無理に動かさないようにし、きつい痛みや炎症に対しての治療を優先することが大事です。そのために、
・ハイボルテージ電気治療
・鍼灸治療
を用いて痛みを早く引かせる治療を行います。
痛みが軽減してきたら、次に首の可動域制限に対しての治療を行っていきます。
・整体治療
・猫背矯正
上記の治療で可動域の改善及び、根本の原因として隠れている姿勢や歪みに対して治療を行っていきます。
寝違えは放っておくと、症状の悪化や長期化、何度もなってしまうといった癖に繋がるため、もしお困りの症状がございましたら、一度ご相談ください!