あなたの頭痛はどのタイプですか?
2024年09月5日
本日は頭痛についてお話していきます!
頭痛とは、今の時期に多い気圧の変化や筋肉の硬さからくるものなど様々で、頭痛を感じる場所もその人によって違っていたりもします。
その頭痛は生じ方や痛みの感じ方などにより、大まかに一次性頭痛と二次性頭痛の2つに分類されます。
二次性の頭痛はクモ膜下出血などの大きな病気に伴うものが含まれるため、今回は日常でお悩みの方も多い一次性頭痛について解説します!
『一次性頭痛』
一次性頭痛とは繰り返し起こるような慢性的な頭痛をまとめたものをいいます。
頭痛持ちの頭痛などと言われたりもしている代表的な頭痛といえるものです。
この一次性頭痛も大きく3つに分けられます。
1.片頭痛
〈症状〉
片頭痛は頭の片側や両側のこめかみ付近がズキンズキンと脈打つような痛みが繰り返し起こり、吐き気を伴うこともあります。月に1~2回や週に1~2回の頻度で起こり、いったん痛み出すと寝込んでしまったり仕事が手につかないなど、多くの方が日常生活に支障をきたしてしまいます。
正確な発生メカニズムは未だ確定していないのですが、光・音・においなどさまざまな刺激によって、顔面や頭部の感覚をつかさどる三叉神経の働きなどにより、脳の表面(硬膜)の神経と血管の周囲に炎症がおこり、血管が拡張して痛みが起こると考えられています。
〈前兆〉
前兆のあるものと無いものがありますが、目の前で光がチカチカしたりキラキラしたりする。視野の一部が欠けるなどの症状が前兆として現れる場合があります。
2.緊張型頭痛
〈症状〉
緊張型頭痛の特徴はにぶい痛みを感じることですが、我慢できないような程ではない場合が多いです。
数時間~数日の頭痛が反復性におこる場合と、持続的に毎日のように続く場合があります。首や肩のこりを伴うこともありますが、嘔吐を伴うことは一般的には無いとされています。
コンピューターの前に長時間座っているような人に多く、効果的に休憩をとるなどライフスタイルの改善でよくなることもあります。
〈メカニズム〉
緊張型頭痛には身体的・精神的なストレスが複雑に関係していると考えられています。
身体的なストレスの場合、無理な姿勢の維持や長時間のパソコンの使用などによって頭から肩にかけての筋肉が緊張し血流が悪くなると、乳酸などの疲労物質が筋肉にたまり、これが神経を刺激して痛みを引き起こすと考えられています。
精神的なストレスの場合、精神的に緊張した状態が長期間続くいたりすることで、脳の痛みを調整する部位が機能不全を起こし頭痛を引き起こしてしまいます。
3.群発頭痛
〈症状〉
群発頭痛は片頭痛と同じように、発作的に起こる頭痛です。年に数回から数年に1回くらいの頻度で起こりますが、一度発症すると1~2ヶ月にわたって、ほとんど毎日、ほぼ同じ時間帯に激しい頭痛におそわれます。じっとしていられず、転げまわる人もいるほどの頭痛です。
片側の目の奥が強烈に痛むのが特徴で、同じ側の目や鼻に涙・鼻水・鼻づまりなどの症状が現れます。
〈メカニズム〉
群発頭痛の原因については未だはっきりとしておらず、副交感神経の刺激により、涙が出る、瞳孔が小さくなる、充血・鼻水・発汗といった症状を伴います。
上記で解説した頭痛以外にも、脳の疾患に伴う頭痛なども潜んでいる場合があります。
また放っておくと、日常生活に支障をきたすことにもなりかねませんので、頭痛でお悩みの場合はお早めに治療等の対策をオススメします!
フロンティア整骨院・鍼灸院グループでも頭痛に対する様々な治療をご提供いたします!
施術としては、
・鍼灸治療
・整体治療
・ハイボルテージ電気治療
などを用いて、自律神経や筋肉の強い硬さに対してアプローチをしたり、体の歪みなどに対してバランスを整えるような治療をすることで、頭痛の改善を行います!