意外と多い!腰の痛みはこれが原因かも!?

2024年10月18日

あなたの腰、反り腰ではありませんか??

本日は不良姿勢の1つでもある『反り腰についてお話ししていきます!

反り腰ってどういう状態なの?

反り腰とは、背骨の中の腰椎と呼ばれる部分の前弯(腰の反り)が強くなっている状態をいいます。

すなわち、骨盤部分が前方に傾くことにより、腰椎の前弯が強くなっているということです。

反り腰はどうやって分かる?

反り腰の可能性があるかチェックする方法があります。

ベッドや床に仰向けに寝た状態で、腰とベッド(床)の隙間を確認してみましょう💡

その隙間に手を入れてみて、『手のひらが1枚入るくらいの隙間が空いているかどうか』が反り腰の目安になります。

この場合、手のひら1枚分以上の隙間が空いているようであれば、反り腰の可能性が高いです。

また、仰向けのまま足を伸ばした時に腰に痛みを感じ、膝を立てると痛みが緩和するといった症状が見られる場合も反り腰の可能性が高いと言えます。

何が原因?

反り腰になる原因はいくつか考えられます。

1.筋力のバランスが崩れてしまっている

主に、腰の反りを強くしてしまう筋肉が過剰に働いている状態が多いのと、反対にお腹の筋力(腹筋)が弱くなってしまうことでも反り腰になりやすくなります。

つまり、腰の筋力とお腹の筋力のバランスが崩れてしまっていることが、反り腰の大きな原因と考えられます。

2.姿勢の影響

筋力バランスの崩れの他に考えられるのが『姿勢』です。

仕事で立ちっぱなし・沢山歩くなどの過度な使用や、変形性股関節症などの疾患により股関節が硬くなってしまうと、股関節前面の筋肉が硬くなり、骨盤が前に傾くことで腰の反りが強くなります。

また肩が内に巻いていて背中が丸くなっているいわゆる猫背姿勢も反り腰の原因になります。

なぜなら、背中が丸くなることで前が見にくくなり、その代償として腰を反らすことで状態を起こし、前を見やすくするためです。

3.体重の増加

妊娠や急激な体重増加によって、お腹が出た体型になります。

お腹が大きくなると、その分だけ重くなってしまい、立った姿勢になると重心が前に寄り、身体が前に傾いてしまいます。その前方に傾いた姿勢を真っ直ぐに正すために、腰を反らせるような姿勢になるため、それが反り腰の原因になってしまいます。

反り腰があるとどうなる?

反り腰になってしまうことで、様々な症状に繋がる可能性があります。

慢性腰痛

腰を反らす筋肉が過剰に働いてしまうと、硬くなってしまいます。そうすると血流が低下し、次第に腰痛に繋がっていきます。

特に、仕事中など同一の姿勢が一定時間以上続くことで、慢性腰痛の原因になります。

腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症状とは、神経の束である脊髄を保護する役割を持った脊椎の隙間が狭くなり、脊髄を圧迫することで起こる疾患です。

発症すると、下肢の痺れや腰部〜下肢の痛み、歩くことにより症状が増悪する(間欠性跛行)といった特徴があります。そのため、長時間歩くことも困難になります。

つまり、腰椎の前弯が強くなることで、脊髄を囲んでいる脊柱管の隙間が狭くなりやすく、脊髄の圧迫につながり、脊柱管狭窄症のリスクが高まってしまいます。

梨状筋症候群(坐骨神経痛)

反り腰になり骨盤が前に傾くと、梨状筋と呼ばれる筋肉が通常の位置より引き伸ばされてしまいます

この梨状筋の下には人体で1番長く太い神経である坐骨神経が下肢に向かって走行しており、引き伸ばされた梨状筋によって坐骨神経が圧迫され、お尻や足の痛み・痺れなどが生じてしまう疾患です。

フロンティア整骨院・鍼灸院グループでできること

まずは原因でもお話ししたように、硬くなった筋肉を緩め、筋力バランスの崩れと姿勢を改善することが反り腰の改善に繋がります。

そこに対して、

整体施術+運動療法

メディカルストレッチ治療

猫背矯正治療

を用いてアプローチをしていきます。

強い痛みなどを伴う場合や、筋肉の緊張が異常に強い場合などは、

鍼灸治療

ハイボルテージ電気治療

を併せて行うことで、痛みや硬さの原因となる深部の筋肉にまで直接アプローチをしていきます。

気になる症状がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい📞