月経痛について

2024年09月18日

月経痛とは月経痛期間中に月経に随伴して起こる下腹部痛や腰痛、頭痛など。

日常生活まで支障をきたし、治療が必要なものを月経困難症といわれています。

 

【月経痛のメカニズム】

子宮内膜の剥離(月経)→プロスタグランジンの合成(痛みを出す物質)→・子宮筋の収縮・血流低下による血の不足により下腹部痛、腹痛

または、プロスタグランジンの体循環の流入(身体全身に巡る)→嘔吐、頭痛など全身症状

月経困難症は月経直前または開始とともに下腹部痛、腰痛、腹部膨満感、頭痛が強く出現します。

 

月経困難症は2つに分類されます。

①機能性(原発性)月経困難症

②器質性(続発性)月経困難症にわけられます。

 

①機能性(原発性)月経困難症

・初月経後3年以内

・15〜25歳に好発

・月経開始から2日目頃の出血量が多い時に痛みが強い

・妊娠や分娩後、加齢により軽快

治療法:低容量ピル、薬

②器質性(続発性)月経困難症

・初月経後5年以上経過

・30歳以上に好発

・月経4、5日前〜月経後まで持続性の鈍痛

・原因疾患がみられる(子宮内膜症、子宮筋腫など)

子宮内膜症では月経痛以外に不妊、排便痛、性交痛なども伴う

子宮筋腫では過多月経による貧血、腰痛、不妊、便秘、頻尿なども伴う

治療法:原因疾患の治療

 

【フロンティア整骨院グループにできる事】

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また、鍼灸は痛みの物質を阻害してくれる神経反射もあるため痛みを少しでも抑えてくれます。

気になる方はスタッフにお声がけください