実は関係の深い腰と股関節!?

2022年08月15日

大阪市大正区、大阪市西区、吹田市にあるフロンティア整骨院グループ 柔道整復師の山本です。

今回は『腰と股関節の柔軟性の関係』についてです。

腰痛は体の悩みで女性では2番目男性では1番多く、人類の8割以上が腰痛を人生で一度は経験するといわれています。
そんな腰痛には様々な原因があるなか今回は実は関係の深い腰と股関節について解説していきます。

まず腰とは解剖学的には腰椎と言われる背骨の下から5個をいいます。
そして腰椎は背中側に突起がたくさんあるため、前屈と後屈はできますがひねる動作はあまりできません。
ですが日常生活やスポーツの場面でよく「腰をひねる」というワードを聞くと思います。
実は「腰をひねる」は股関節や胸椎(腰椎の上にある背骨)が主に動いているのです。
そして胸椎と股関節は「ひねる」以外の全ての腰の動作に深く関わります。
そのため胸椎や股関節の可動域が悪くなると、隣の腰椎がかばって痛みやだるさにつながったり、最終的に腰痛に繋がります。

ではなぜ同じ背骨の胸椎ではなく股関節を今回ピックアップしたのかというと、セルフケアが簡単にできるからです。
前屈で指が地面につかない方は特にストレッチをご紹介するのでチャレンジしてみてください。

今回お風呂上がりや寝る前以外にも、お仕事や家事の合間にできるようイスに座ったままできるストレッチをご紹介していきます。

  1.  太ももの後ろハムストリングスのストレッチ(20秒)
    膝を伸ばし、つま先を上げ足首を90°に上体を前にたおします。

     

  2.  お尻のストレッチ(20秒)
    片方の外くるぶしをもう片方の膝上に乗せ、乗せてる足の膝を下に押しながら背筋を伸ばし上体を前に倒します。

今回は1つ目の日常でよく使う前屈と、2つ目の腰椎の1番苦手なひねる動作をするお尻の筋肉のストレッチをご紹介させて頂きました。

 

ストレッチは副交感神経を優位にし、リラックス効果もありますのでぜひチャレンジしてみてください。