筋筋膜性腰痛

2023年09月20日

皆さんこんにちは!!

今回のフロンティアBLOGは腰痛」の筋筋膜性腰痛(ギックリ腰)についてです。

大きく腰痛の症状には慢性と急性があり、よく聞くギックリ腰の医学的な疾患名は急性筋筋膜性腰痛と言います。このように、一般の方にも認知されやすいように疾患名ではなく通称がつけられることは多く、「四十肩・五十肩」「寝違え」もその一つです。

さて、以前のBLOG「腰痛」でも軽く触れましたがおさらいをしておきましょう。
痛みが出るメカニズムとしては、腰の筋肉や筋膜に急激または反復した小さな負担が積み重なり慢性化し出現する腰痛。スポーツや重い荷物を持ち上げた際に起こりやすい腰痛です。
この腰痛はレントゲンを撮っても異常が見られないことが多く好発年齢などもなく誰にでも起こり得る腰痛です。

ギックリ腰と呼ばれる「急性筋膜性腰痛」にはこのような症状が多いです。

・強い腰の痛みのため動けなくなる

・立ち上がることすら困難

・寝返りができない

・歩行困難

・せき、くしゃみ、大声で笑うなどで痛みが強くなったり響く

・腰や背中を触られると激痛が走る
 ※欧米ではこのような激痛が急に襲ってくることから「魔女の一撃」とも呼ばれます。

などが主症状です。

日常御生活で当たり前に出来ていたことが突然できなくなり、痛めてから初めて腰の重要さがわかったと言われる患者様が多くいらっしゃいます。ですが、共通して多くの方が勘違いされていることが、ギックリ腰において腰が悪いから腰に痛みが出たわけではありません。

 

Q.なぜ腰に痛みが出るの?
A.本来、腰骨いわゆる腰椎と呼ばれるものの動きというのは非常に小さくあまり強い動きには耐えれません。特に、身体を捻る(ひねる)動きはほとんどできません。それでも、動こうとするのはその土台にある骨盤や股関節が本来動かないといけない範囲すらも動かずまたは動けずに腰椎(腰骨)がそれをかばいオーバーユース(使いすぎ)となり腰に痛みが出現するのです。

 

Q.腰の治療をしても無駄?
A.無駄ではありません。もちろん、オーバーユース(使いすぎ)なわけですから、痛みの部位もリセットし元に戻してあげないといつまでたっても痛みはなくなりません。

 

Q.痛みをなくし、再発を予防するためには?
A.腰椎(腰骨)に負担をかけている骨盤や股関節の動きを出してあげることが重要になります。
ですので、当院は痛みのある部位だけでなく根本の原因にまでアプローチし予防も踏まえた整体治療でさせて頂きます。