肩こり
- 首から肩周りにかけて突っ張るような感じがする
- デスクワークや細かい手作業の繰り返しで同じ姿勢をとることが多い
- 肩がこりすぎて頭痛がする
- マッサージをしても次の日には戻っている
- 手指、腕にしびれを感じる
肩こりはなぜ起こる?
長時間の同じ姿勢でのデスクワークやパソコン作業、勉強、スマホやゲームによって、首、肩周りの筋肉の血流やリンパの流れが悪くなり循環が滞ってしまい、酸素や栄養分が送られにくくなってしまうため、疲労が蓄積され肩こりになります。
また、猫背姿勢や寝不足、ストレスなども筋肉を緊張し続けるので疲労を蓄積し、肩こりになる要因の一つです。
その他にも肩が凝る要因として気温の低下や視力に左右差があったり、目をよく使う仕事や作業。また変形性頸椎症、頸椎椎間板ヘルニア、頚肩腕症候群、肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)、ストレートネックと呼ばれる骨格や関節の異常などの整形外科疾患の随伴症状として肩こりが現れることもあります。高血圧症、狭心症、貧血などの循環器疾患に肩こりが伴うこともあります。
更年期障害、自律神経、ホルモンバランスの乱れによるものや
胸郭の動きが悪く正常な呼吸動作が出来ない為、代償的に肩や首に負担がかかり肩こりになる事もあります。
日常よくある細かい事で言えば、リュックサックを背負うことで圧迫による血行不良からくる肩こり。肩掛けカバンや手提げカバンでは片方の肩に負担をかけるため左右のバランスを崩して起こり得る肩こり。冬の厚着で洋服の重さにより肩に負担がかかる事で起こる肩こり。上げればきりがないほどに肩こりの原因はあります。
肩こりが改善しない・肩こりが悪化する理由とは?
肩こりはマッサージだけでは良くなりません。
一時的に肩こりがある筋肉が緩むので楽にはなりますが、首、肩周りの筋肉の緊張を根本的に治していないからです。
頭を支えている頚椎や背骨の周りの筋肉に筋緊張、ストレスが継続的にかかることで骨や関節が引っ張られ、骨格の歪みに繋がります。
また、疲労が蓄積されると寝違えや首がまわらないという症状も引き起こします。
肩こりがひどくなりすぎると筋肉の中を走っている神経等を圧迫してシビレが出たり視力低下や吐き気、頭痛になる事もあります。