腰痛
2023年09月7日
皆さんこんにちは!!
今回のフロンティアBLOGは「腰痛」についてです。
4人に1人が腰痛で悩まされている症状という調査もあり皆さんよく耳にしますよね。
私たちももちろん学生時代の授業でもしっかり学ぶ症状です。
さてそんな腰痛ですが、いろんな種類があることはご存じですか?
などが主に知られている症状です。
では、一つ一つ見ていきましょう!!
「筋筋膜性腰痛」
ギックリ腰と呼ばれる腰痛のほとんどがこれですね。
腰の筋肉や筋膜に急激または反復した負担が積み重なり慢性的に負担がかかり出現する腰痛。スポーツや重い荷物を持ち上げた際に起こりやすい腰痛ですね。
この腰痛はレントゲンを撮っても異常が見られないことが多く
好発年齢などはありません。
「関節性腰痛」
腰椎(腰骨)の棘突起(真ん中)や椎体間(腰骨の少し外側)が痛くなるケースが多く、臀部(お尻)や大腿部(太もも)まで痛みが出ることもあります。
好発年齢は30歳代です。
「腰椎椎間板ヘルニア」
腰椎(腰骨)にある髄核(ゼリー状の物)が本来あるべき場所から逸脱し、神経を圧迫してしまい腰から足先にかけて痛みを引き起こしてしまう。前傾姿勢で痛みが緩和したり下半身の一部を触っても感覚が鈍い。冷感、筋力の低下などが見られる。などの症状が特徴的です。
原因は加齢的な変化に加え長時間一定の姿勢を強いることや重いものを持つ、くしゃみをきっかけに発症することもあります。
男女比は2~3:1と男性に頻発し、好発年齢は20歳~40歳代に多く見られます。
「腰部脊柱管狭窄症」
あまり長い距離を続けて歩けず、休み休みでないと足がしびれて歩けないという特徴的な歩行が見られることが多く、しゃがみ込むと楽になる症状があります。
歩行は難しいが自転車や杖、歩行器を使えばあまりしんどくないことも特徴です。
好発年齢は50歳以降に多く、男女比は2:1と男性に多いと言われます。
「腰椎分離・すべり症」
成長期の少年やスポーツ選手に多い腰痛です
一般の発生頻度は5~7%と低く、スポーツ活動の集団では10~30%と比較的多い割合となっておりこの症状がひどくなると「すべり症」となります。
特に腰を反ったり、捻ったりすると痛めやすいです。
「腰痛」と言っても色々な要素で痛みの原因が異なり、もちろん治療方法も異なります。
次回は腰の治療方法など詳しい内容にしていきます!