まずはお肌を知りましょう!

2024年11月12日

肌ってどうなっていると思いますか?
網目模様のような凹凸であることは手の甲をみてもらうとわかります。
細かく溝が走っていて三角形や四角形の模様が浮き出て見えます。
溝を「皮溝」、模様の部分が「皮丘」と呼ばれています。模様がくっきり規則正しく並んでいて、かつ模様ひとつひとつが小さい肌は、キメ(肌理)が整っている肌です。
キメは肌の奥からの肌再生リズムを反映します。

皮膚は、上から表皮真皮皮下組織の3層でできています。
皮膚の表面にある「表皮」の主な働きは、保護作用です。外からの刺激などが体内に入らないように守ったり、異物が入ってきたときに神経に伝える働きもあります。また、体内の水分が蒸発するのを防ぎ、肌の潤いを保つ役割もあります。
表皮の下にある「真皮」の主な働きは肌の弾力やハリを保つこと。加齢などによって働きが低下すると肌を支えれなくなり、シワやたるみが生じる原因になります。

◎肌のキメを維持するために大切な5つのこと◎
1.肌が生まれ変わること
2.うるおいを守り抜く防御力
3.新しい肌細胞を生み出す生命力
4.ハリや弾力をつかさどる細胞の活力
5.肌に酸素や栄養素を送るネットワーク

1.肌が生まれ変わる
表皮の1番下にある基底層で新しい細胞が生まれ、約28日かけて上へあがっていき最後は垢となって剥がれ落ちるサイクルを「ターンオーバー」といいます。
40代になると約40日かかると言われています。
シワやシミができやすくなったりするのはそのためです。

2.うるおいを守る防御力
バリア機能の働きを担っているのは、表皮の1番上にある角層です。角層は0.02mmほどしかなくラップ1枚の薄さと言われています。
角層は細胞どうしをぴったり埋める「角質細胞間脂質」があり、密着ができている状態で外からの異物を中に入れないというバリア機能が働いています。
また、肌の内側から湧き出る水分を角層に蓄えることで肌の乾燥を守っています。

3.新しい細胞を生み出す生命力
表皮の中で奥深くにある「基底層」表皮の細胞をつくる工場としての役割があります。
また、真皮を守る働きもあります。
過度なダイエットなどでタンパク質の栄養源が不足したり、血行不良を起こすと基底層に栄養と酸素が行き渡らずターンオーバーの妨げとなります。
規則正しい生活・食事、正しいスキンケアが大事になってきます。

4. ハリや弾力をつかさどる細胞の活力
真皮層にあるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など真皮を構成してある成分を生み出すのが線維芽細です。
若いうちは線維芽細胞がいろんな成分を生み出し、活性されていますが年齢とともに細胞自体が減ったり衰えたりします。
また、紫外線や酸化、糖化などの影響などによってしわやたるみが加速します。

5. 肌に酸素や栄養素を送るネットワーク
肌も植物同様、栄養や酸素が必要です。
これは毛細血管といって血管の中でも細い管が肌に位置しています
役割は栄養と酸素を運び、二酸化炭素と老廃物を回収します。そのため血行不良になると酸素が行き届かなくなり老廃物がたまり肌がくすんで見えたり乾燥をするのです。
マッサージや運動が大事になります。

 
 

肩こりは万病のもと??

2024年10月30日

1. 肩こりを軽視しないで!

肩が少し凝っているだけだから大丈夫」と放置していませんか? 肩こりは、筋肉の張りで終わらないことがあります。この記事では、肩こりを放置する危険性とその対策について具体的に解説します。

 

2.肩こりを放置することによる主な悪影響

(1)頭痛やめまいの原因になる

肩や首の筋肉が硬くなると、血流がよくなり、頭部への血液供給が不足します。 その結果、緊張性頭痛が起こります。 また、血行不良の原因でめまいやふらつきを感じることもあります。
長時間のパソコン作業で肩こりを放置していたら、午後に頭が痛くなったり、仕事に集中できなくなったりします。

(2)腕のしびれや筋力低下

肩こりが慢性化すると、首や肩の神経が圧迫され、腕や手のしびれが起こることがあります。 さらに放置すると、筋力が低下し、物を持つときに力が入りにくいこともあります。
スマートフォンを操作していると、最近手がかからないことが増えた」という場合、肩こりによる神経圧迫が原因かもしれません。

(3)自律神経の乱れで不調が増える

慢性的な肩こりは、自律神経のバランスが乱れ、不眠イライラなど精神面の不調を引き起こします。
夜眠れなくなり、肩の痛みが取れないまま次の日もだるさを感じる場合などは、肩こりが原因で自律神経が乱れている可能性があります。

 

 

3. 早めに対策することの重要性

肩こりが悪化する前に対策をすることが重要です。放置した場合は整骨院での治療も必要になる可能性があります。以下の対策日常生活に取り入れてみましょう。

(1)丁寧なストレッチ

1時間に1回は肩や首を動かし、筋肉の緊張をほぐしましょう。肩甲骨を回したり、両肩をすくめてゆっくり下ろす動作をするだけでも効果があります。

(2) 正しい姿勢を心がける

デスクワークやスマホを使うときに猫背にならないよう意識することが大切です。背筋を伸ばし、猫背にならない状態で作業しましょう。

(3)定期的な整骨院でのメンテナンス

セルフケアだけでは改善しにくい場合、整骨院での施術が有効です。肩こりの原因に合わせた専門的なアプローチで、根本的な改善を目指しましょう。

 

 

4. 肩こりをせず、早めの対応を

肩こりを放置すると、頭痛やしびれ、不眠などの症状が重なり、日常生活に支障をきたす可能性があります。ストレッチや正しい姿勢を心がけ、必要であれば整骨院での施術も検討しましょう。心と体の健康を守り、快適な生活のためにも、早めの対応が大切です。

肩こりとデスクワーク

2024年10月28日

1. 肩こりに悩むデスクワーカーが急増中

デスクワークが続くと、肩のこわばりや痛みを感じる方が多いのではないでしょうか。肩こりは放置すると悪化し、頭痛や集中力の低下など日常生活にも悪影響を与えます。本記事では、デスクワークによる肩こりが悪化する理由と、簡単に実践できる解消法を紹介します。」

 

2.デスクワークで肩こりが悪化する3つの理由

デスクワークで肩こりが起きる原因を解説します。

(1)長時間同じ姿勢を維持する

デスクワークでは、同じ姿勢を長時間維持することが多いため、肩や首の筋肉が硬くなります。

(2)姿勢の悪化(猫背や前かがみ)

パソコン作業に集中すると、無意識に背中が丸まり、頭が前に突き出した姿勢になります。この姿勢は肩や首に負荷がかかり、肩こりを悪化させます。

(3)血行不良と筋肉の疲労

長く動かないと血液の流れが遅くなり、酸素や栄養が筋肉に届きにくいです。その結果、疲労物質がたまり、肩こりになります。」

 

 

3. デスクワーク中にできる肩こり予防法

仕事の合間にできる簡単な対策をご紹介します。

(1) 1時間に1回のストレッチと休憩

同じ姿勢をとることが多いので、1時間ごとに立って肩や首を軽く回しましょう。

(2)姿勢のチェックと調整

椅子の高さや机の位置を調整し、モニターの高さを目の高さに合わせて、自然と良い姿勢が保てるように工夫してみてください。

(3)目の疲れも予防する(20-20-20ルール)

「20分ごとに20秒間、20フィート(約6メートル)先見る」ことで、目の疲れが軽減され、肩こりの予防につながります。

 

 

4. 日常生活での肩こり解消法

次に、仕事以外でも取り入れたいセルフケアの方法を紹介します。

(1)温めて血流を改善する

蒸しタオルや使い捨てカイロで肩を温めると、血流が改善されて痛みや凝りが和らぎます。

(2)就寝前のストレッチ

寝る前に首や肩のストレッチを行うことで、筋肉がリラックスし、疲れが取れやすくなります。

 

 

5. 整骨院での専門的なケアのすすめ

肩こりが慢性化した場合の専門的なケアを提案します。

セルフケアでは改善が難しい場合、整骨院での施術を受けることをおすすめします。 筋肉の緊張をほぐし、血流を改善する施術を受けることで、肩こりが根本から解消されることもあります」また、正しい姿勢の指導を受けることで、再発防止にも役立ちます。

 

 

6. 毎日の工夫で肩こりを予防しよう

デスクワークによる肩こりは、日々の小さな工夫で改善できます。休憩時に姿勢を整える、肩を温めるなど、できることから始めましょう。慢性的に固まってしまった場合は、整骨院で専門的な治療を受けるのも一つの手です。肩こりに悩まない快適な生活を目指しましょう!

その指の痛み腱鞘炎かも!?

2024年10月25日

腱鞘(けんしょう)とは
腱(筋肉の端で骨に付着)を滑らかにする鞘(さや)と呼ばれる組織の中を通り、これを「腱鞘」と呼びます。
同じ動作を繰り返し行う事で「腱」が「鞘」で擦れて炎症を起こします。これを腱鞘炎と呼びます。
親指の腱鞘に炎症がおこる『ド・ケルバン病』と指を曲げるときに手のひら側の腱鞘に炎症がおこる『ばね指』があります。

◎原因◎
たとえば、ピアノ演奏やパソコン作業(タイピングが多い)スマホ操作で同じ指ばかり使う方になりやすいです。
また、女性(20代と50代)に発症しやすく妊娠や閉経によるホルモンバランスの崩れにより発症する場合もあります。また、出産をし育児により悪化をする場合もあります。

◎症状◎
ド・ケルバン病では、親指の根本に熱感や腫れがみられます。また親指や手首を動かした時に痛みもでやすいです。
ばね指では、指を曲げたり伸ばしたりするときに痛みを感じます。途中で引っかかりを感じ動かしにくくなり、それ以上動かすと急に引っかかりがなくなり動きバネのような弾発現象」がみられます。

◎治療法◎
基本的に安静させ極力使わないことが優先されます。
当院で患者様にできることは
「ハイボルテージ電気」「鍼灸治療」となります。
炎症が起きている所のアプローチと痛みを起こす原因の筋肉にアプローチをしていくことが重要となります。

 
 

足の冷えと腰痛の関係とその対策

2024年10月23日

秋から冬にかけて「足が冷える」と感じる人が増えますが、実はこの足の冷えが腰痛を引き起こすこともあります。腰痛の原因としてよく挙げられる姿勢や筋力低下に加え、体温の低下が筋肉に負担をかけ腰痛を引き起こすことがありこの記事では、足の冷えと腰痛の関係、そしてその改善方法についてわかりやすく説明します。

足の冷えが腰痛に与える影響

足が冷えると体全体の血行が良くなり、筋肉がこわばりやすくなります。 特に、腰回りの筋肉は冷えに敏感で、血流が滞ることで筋肉が硬くなり、慢性的な腰痛を引き起こします。

  • 立ち仕事の方:足が冷えて筋肉が硬くなり、腰をかばう姿勢が続くことで腰痛が起こる。
  • デスクワークの方:冷えた足元で長時間座っていると、腰の筋肉が緊張し、夕方には腰痛を感じることが多くなります。

さらに、冷えが原因で自律神経が乱れ、血管が収縮することで腰の疲労回復が起きにくくなり、負の連鎖も増悪されます。

足の冷えと腰痛を予防・改善する方法

1.足元を温める工夫

足の冷えを防ぐために、保温効果のある靴下やルームシューズを活用しましょう。 特に、ウール素材や吸湿発熱素材の靴下は冷え対策に効果的です。 また、カイロを足元に貼るのも効果があります。

例:「仕事中は冷えるウールソックスを履いて、デスク下にカイロを使って足を温める

2.血行促進のためのストレッチ

血流を良くするためには、簡単なストレッチが有効です。朝起きたときや仕事の合間に、足首を回したり、ふくらはぎを伸ばすストレッチを取り入れましょう。

3.温浴と足湯の活用

お風呂でしっかり温まることは、腰痛の予防にとても効果的です。 特に、足湯は短時間で血行を改善できるため、忙しい人にもおすすめです。

例「寝る前に10分ほど足湯をすると、足が温まり、翌朝の腰の痛みが軽くなりました。」

4.正しい姿勢を意識する

冷えを予防するためには、気にも気をつけましょう。 猫背や反り腰などの姿勢は血行を悪くする姿勢で腰痛の原因になります。 背筋を伸ばし、自然な姿勢を意識しましょう。

まとめ

足の冷えと腰痛は、見た目の関係がないように思えますが、血行不良や筋肉のこわばりが腰痛の原因となります。 足元を温め、ストレッチや温浴で血行を促進することで、冷え知らず・腰痛知らずの健康な体を目指しましょう。

意外と多い!腰の痛みはこれが原因かも!?

2024年10月18日

あなたの腰、反り腰ではありませんか??

本日は不良姿勢の1つでもある『反り腰についてお話ししていきます!

反り腰ってどういう状態なの?

反り腰とは、背骨の中の腰椎と呼ばれる部分の前弯(腰の反り)が強くなっている状態をいいます。

すなわち、骨盤部分が前方に傾くことにより、腰椎の前弯が強くなっているということです。

反り腰はどうやって分かる?

反り腰の可能性があるかチェックする方法があります。

ベッドや床に仰向けに寝た状態で、腰とベッド(床)の隙間を確認してみましょう💡

その隙間に手を入れてみて、『手のひらが1枚入るくらいの隙間が空いているかどうか』が反り腰の目安になります。

この場合、手のひら1枚分以上の隙間が空いているようであれば、反り腰の可能性が高いです。

また、仰向けのまま足を伸ばした時に腰に痛みを感じ、膝を立てると痛みが緩和するといった症状が見られる場合も反り腰の可能性が高いと言えます。

何が原因?

反り腰になる原因はいくつか考えられます。

1.筋力のバランスが崩れてしまっている

主に、腰の反りを強くしてしまう筋肉が過剰に働いている状態が多いのと、反対にお腹の筋力(腹筋)が弱くなってしまうことでも反り腰になりやすくなります。

つまり、腰の筋力とお腹の筋力のバランスが崩れてしまっていることが、反り腰の大きな原因と考えられます。

2.姿勢の影響

筋力バランスの崩れの他に考えられるのが『姿勢』です。

仕事で立ちっぱなし・沢山歩くなどの過度な使用や、変形性股関節症などの疾患により股関節が硬くなってしまうと、股関節前面の筋肉が硬くなり、骨盤が前に傾くことで腰の反りが強くなります。

また肩が内に巻いていて背中が丸くなっているいわゆる猫背姿勢も反り腰の原因になります。

なぜなら、背中が丸くなることで前が見にくくなり、その代償として腰を反らすことで状態を起こし、前を見やすくするためです。

3.体重の増加

妊娠や急激な体重増加によって、お腹が出た体型になります。

お腹が大きくなると、その分だけ重くなってしまい、立った姿勢になると重心が前に寄り、身体が前に傾いてしまいます。その前方に傾いた姿勢を真っ直ぐに正すために、腰を反らせるような姿勢になるため、それが反り腰の原因になってしまいます。

反り腰があるとどうなる?

反り腰になってしまうことで、様々な症状に繋がる可能性があります。

慢性腰痛

腰を反らす筋肉が過剰に働いてしまうと、硬くなってしまいます。そうすると血流が低下し、次第に腰痛に繋がっていきます。

特に、仕事中など同一の姿勢が一定時間以上続くことで、慢性腰痛の原因になります。

腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症状とは、神経の束である脊髄を保護する役割を持った脊椎の隙間が狭くなり、脊髄を圧迫することで起こる疾患です。

発症すると、下肢の痺れや腰部〜下肢の痛み、歩くことにより症状が増悪する(間欠性跛行)といった特徴があります。そのため、長時間歩くことも困難になります。

つまり、腰椎の前弯が強くなることで、脊髄を囲んでいる脊柱管の隙間が狭くなりやすく、脊髄の圧迫につながり、脊柱管狭窄症のリスクが高まってしまいます。

梨状筋症候群(坐骨神経痛)

反り腰になり骨盤が前に傾くと、梨状筋と呼ばれる筋肉が通常の位置より引き伸ばされてしまいます

この梨状筋の下には人体で1番長く太い神経である坐骨神経が下肢に向かって走行しており、引き伸ばされた梨状筋によって坐骨神経が圧迫され、お尻や足の痛み・痺れなどが生じてしまう疾患です。

フロンティア整骨院・鍼灸院グループでできること

まずは原因でもお話ししたように、硬くなった筋肉を緩め、筋力バランスの崩れと姿勢を改善することが反り腰の改善に繋がります。

そこに対して、

整体施術+運動療法

メディカルストレッチ治療

猫背矯正治療

を用いてアプローチをしていきます。

強い痛みなどを伴う場合や、筋肉の緊張が異常に強い場合などは、

鍼灸治療

ハイボルテージ電気治療

を併せて行うことで、痛みや硬さの原因となる深部の筋肉にまで直接アプローチをしていきます。

気になる症状がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい📞

朝、起きたときに体が痛いのって何???

2024年10月11日

1. 朝の腰痛の悩みとその原因

 朝起きた時に腰痛を感じる方は多く、特に中高年やデスクワークの方に多い傾向があります。これは夜間の姿勢や睡眠環境が大きく影響していることが多く、筋肉や関節の硬直、睡眠中の姿勢の不良、寝具の適合性が主な原因とされています。

2. 腰痛の原因

睡眠姿勢

 寝る姿勢が腰に負担をかけていることがあります。仰向けで寝る場合は、腰の反りを軽減するために膝の下にクッションを入れることが効果的です。横向きで寝る場合は、背骨をまっすぐに保つために膝の間にクッションを挟むと良いでしょう。また、うつ伏せは腰に大きな負担がかかるため、避けることをおすすめします。

寝具の選び方

マットレスが硬すぎると体の一部に負担が集中し、逆に柔らかすぎると腰が沈み込み、背骨が不自然な位置になります。腰痛を予防するためには、適度な硬さとサポート力のあるマットレスを選びましょう。また、枕の高さも重要です。枕が高すぎると首や背中に負担がかかり、腰痛を悪化させる可能性があります。

3. 朝起きた時の簡単なストレッチ

 朝起きてすぐに体を無理に動かすのは避けるべきですが、軽いストレッチは腰痛を和らげる効果があります。例えば、膝を胸に引き寄せるストレッチや、仰向けになって両膝を左右に倒すツイスト運動が効果的です。これらは、筋肉をゆっくりと伸ばし、血行を促進し、筋肉の硬直を和らげます。

4. 日中のケアで腰痛予防

 日中の姿勢も腰痛に影響します。デスクワークの際は、背筋を伸ばし、椅子の背もたれをしっかり使うように心がけましょう。また、1時間ごとに立ち上がり、軽いストレッチや歩行を行うことで、腰にかかる負担を軽減できます。適度な運動や筋力トレーニングも腰痛予防に有効です。

5. 毎日のケアが腰痛改善に繋がる

 朝起きた時の腰痛は、日々の姿勢や寝具の選び方、簡単なストレッチで改善できることが多いです。日常生活の中で腰に負担をかけない工夫をすることで、腰痛を軽減し、健康な体を維持することができます。毎日のちょっとしたケアが、長期的な腰痛予防に繋がるでしょう。

ランニングが腰痛の原因に?正しいフォームとケア方法

2024年09月29日

1. はじめに:ランニングと腰痛の関係

ランニングは健康維持や体力増進に役立つ素晴らしい運動ですが、一部の人にとっては腰痛を引き起こす原因となることもあります。なぜランニングが腰痛につながるのか、そしてどのようなフォームで走るべきかを理解することで、腰痛を予防しながら楽しく運動を続けることができます。

2. ランニングが腰痛を引き起こす理由

腰痛の原因は、ランニングフォームの乱れにあることが多いです。例えば、背中を反らせすぎたり、猫背の状態で走ることは、腰に大きな負担をかけます。また、足が硬い地面に強く着地することや、体幹の筋力が不足している場合も、腰痛を引き起こしやすくなります。

3. 正しいランニングフォームとは

正しいランニングフォームを身につけることは、腰痛予防の重要なステップです。まず、背筋をまっすぐに保ちながら、軽く前傾する姿勢を意識しましょう。次に、足はかかとから着地せず、ミッドフットまたは前足部で着地することで、腰への衝撃を軽減できます。さらに、体幹をしっかりと鍛えることで、腰にかかる負担を分散させることができます。

偏平足やO脚やX脚なども正しいフォームを崩す原因にもなります。

4. 腰痛予防のためのストレッチとエクササイズ

正しいフォームに加えて、腰痛予防に効果的なストレッチやエクササイズを紹介します。

腰痛予防には、ランニング前後に行うストレッチが非常に効果的です。特に、ハムストリングスや大臀筋のストレッチは、腰への負担を軽減します。また、体幹の強化を目的としたプランクやサイドプランクなどのエクササイズも、日常的に取り入れることで腰痛を防ぐ効果があります。

5. ランニング後のケアと休息の重要性

最後にアイシングや適切な休養、整骨院での定期的なケアが腰痛予防に役立つことを紹介します。

ランニング後のケアも腰痛を防ぐために欠かせません。特に、腰や脚に感じる疲労がある場合は、アイシングや軽いマッサージを行いましょう。また、過度なランニングは筋肉を疲弊させるため、定期的に休息を取り、整骨院でのケアも考慮すると良いでしょう。
フロンティア整骨院グループでは負担の多い部位を中心にストレッチや必要であればストレッチに特殊な手技も加えたトレーナとしての治療もします。

6. まとめ

ランニングが腰痛を引き起こす原因となることはありますが、正しいフォームや適切なケアを心がけることで、腰痛を予防することが可能です。ランニングを楽しく続けるためにも、日々のフォームの見直しとケアを忘れずに行いましょう。

月経痛について

2024年09月18日

月経痛とは月経痛期間中に月経に随伴して起こる下腹部痛や腰痛、頭痛など。

日常生活まで支障をきたし、治療が必要なものを月経困難症といわれています。

 

【月経痛のメカニズム】

子宮内膜の剥離(月経)→プロスタグランジンの合成(痛みを出す物質)→・子宮筋の収縮・血流低下による血の不足により下腹部痛、腹痛

または、プロスタグランジンの体循環の流入(身体全身に巡る)→嘔吐、頭痛など全身症状

月経困難症は月経直前または開始とともに下腹部痛、腰痛、腹部膨満感、頭痛が強く出現します。

 

月経困難症は2つに分類されます。

①機能性(原発性)月経困難症

②器質性(続発性)月経困難症にわけられます。

 

①機能性(原発性)月経困難症

・初月経後3年以内

・15〜25歳に好発

・月経開始から2日目頃の出血量が多い時に痛みが強い

・妊娠や分娩後、加齢により軽快

治療法:低容量ピル、薬

②器質性(続発性)月経困難症

・初月経後5年以上経過

・30歳以上に好発

・月経4、5日前〜月経後まで持続性の鈍痛

・原因疾患がみられる(子宮内膜症、子宮筋腫など)

子宮内膜症では月経痛以外に不妊、排便痛、性交痛なども伴う

子宮筋腫では過多月経による貧血、腰痛、不妊、便秘、頻尿なども伴う

治療法:原因疾患の治療

 

【フロンティア整骨院グループにできる事】

鍼灸治療』をオススメします。

鍼灸リラックス効果があり、自律神経をしっかり整えてくれます

お腹が痛く張り詰めているところに鍼灸でリラックスをさせ筋肉が緩み血流が良くなると栄養素と酸素が全身に巡ってくれるため症状の緩和になります。

また、鍼灸は痛みの物質を阻害してくれる神経反射もあるため痛みを少しでも抑えてくれます。

気になる方はスタッフにお声がけください

膝の痛み

2024年09月12日

今日は、膝の痛みについてお話していきます!
膝の痛みといってもいくつも種類がありますので今回は若年層や運動をしている人向けの内容です。

近年は、マラソンブームで一般の方も大阪マラソンや神戸マラソンといった大きな大会に自己ベストを出すためにエントリーされる方が増えています。その中で特に重要視されるのが膝の使い方です。

膝の使い方で一番負担の少ない使い方はニュートラルといって「足のつま先が正面を向き膝を曲げても捻じれずまっすぐ向いている状態」がよい状態です。
なぜ良いのかというと、捻じれのない使い方が出来れば膝の筋肉の捻じれがおこらず純粋で正常に伸び縮みできるからです。筋肉は本来構造的に存在しない捻じれが生じるとどうしても筋力発揮が出来ず関節や靱帯に負担をかけ痛みの原因になってしまいます。
その捻じれも方向によって痛めやすい部位が変わります。

 

ニーイン(X脚傾向、外反膝)
膝を曲げる時に膝が母趾(親指)側にズレて捻じれる状態。
《痛めやすい部位や病態》
・内側側副靱帯(MCL)
・半月板
・十字靱帯
・変形性の膝関節症

《原因》
・膝に関係する内側の筋肉が強く、外側の筋肉が弱い
・偏平足
・殿筋(お尻の筋肉)の筋力不足、硬さ
・反り腰
などが挙げられます。

 

ニーアウト(O脚傾向、内反膝)
膝を曲げる時に膝が小趾(小指)側にズレて捻じれる状態
《痛めやすい部位や病態》
・外側側副靱帯(LCL)
・半月板
・腸脛靭帯(ランナーズニー)

《原因》
・大腿筋膜張筋、腸脛靭帯の硬さ、内転筋群の硬さ
・殿筋(お尻の筋肉)の筋力不足
・足首や足底、のアライメント異常

などが挙げられます。

 

 

これは、ほんの一部の情報ですので当てはまらない場合でも、もちろん痛みが出現することもあり得ます。痛みが軽度でも膝の構造は難しくあらゆるところがかばい合います。
当院でよく患者様にお話しするのですが「身体は交換できない消耗品」です。

少しでもお悩みのある方は一度当院までご相談ください!!


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