肩こり

2023年08月16日

皆さんこんにちは!!

今回のフロンティアBLOGは肩こりについてです。

肩こりとはよく耳にする言葉ではあると思いますが、皆さん肩こりがなぜ起こるのか理解されていますか??

Q.肩こりの原因は?
A.肩こりが起こる一番の原因は日々の姿勢です。
 特に負担の多い姿勢は、デスクワークと家事ですね。

Q.デスクワークの猫背はよく聞くけど、まだ他に原因があるの?
A.よく聞くのは猫背ですね。その他に首の位置による頭の重みや、腕がずっと上がっている同一姿勢の固定、PC画面の高さなどがあります。

Q.家事はそんなに大したことしてないよ?
A.よく聞くお言葉です。家事は当たり前にこなされているだけで結構負担が大きいことなんです。例えば、洗濯物一つとっても工程としては、
⓵洗濯機に入れる、取り出す
②干す、取り入れる
③たたむ
とありますよね?①の時でも腰をかがめたり、中腰になる。②の時には洗濯物にハンガーを通す、竿にかけるために腕や肩を上げる。③たたむために同じ姿勢を繰り返す。
これだけの小さな工程を繰り返していれば塵も積もれば山となり、身体には少しずつ疲労が蓄積します。しかも、それは年中無休です。

デスクワークと家事の共通点は「日々の繰り返し行動」です。
同じことを繰り返すと人間はそれに順応しようとします。もちろん、いいことではあります。しかし、身体にとって「慣れてるから疲れを感じない」はあり得ません。
人間の脳や身体には疲れを感じさせないようにする能力やホルモンによるコントロールを行います。しかし、その能力やホルモンによるコントロールですらかばえなくなると身体に信号を出します。その信号が肩の筋肉に出て「日々の繰り返し行動」がしにくくなる症状が「肩こり」です。

ちなみに「日々の繰り返し行動」がしにくい時は身体がトリックモーション(代償動作)と言い、しんどい部位を無意識にかばう姿勢を取り、いつの間にかそのかばわれている部位が慢性化し治りがより一層遅くなります。

Q.慢性化させないためにはどうしたらいいですか?
A.毎日でなくてもいいです。しっかりと定期的なケア治療が一番の対策です。1週間に1~2回のケア治療が望ましいですね。

Q.どんな治療をしてくれますか?
A.ケア治療は症状が出る前なので全身に潜んでいるため当院では整体治療をお勧めします。

Q.症状がなくても治療を受けていいの?
A.もちろん大丈夫です。手洗いうがいをして風邪の予防をしますよね?そんな軽い感覚でケア治療を受けに来てください。国家免許を持ったプロがしっかりケアをさせて頂きます。

 

身体の原因や症状は一人一人違うのでしっかりあなたに合った治療プランをご提案させて頂きますので気軽にご相談くださいね!

冷えと浮腫み

2023年08月9日

甲子園も始まり、いよいよ夏本番ですね!!
ただ、平年より気温の高い所が多く今後さらに猛暑が続きそうです。

こんな暑さに負けずに生活するたの必需品がクーラーですね。
熱中症から助けてくれるクーラーですが、一方で皆さんもご存じ冷え・浮腫みの天敵です。
では、なぜ冷えとる腫みが起こるのでしょうか??

メカニズム
冷え➔浮腫み➔冷え➔浮腫みの堂々巡りです・・・。

Q.そもそもなぜ冷える? 
A.身体には重要ポイントが3つあります。
 ①首
 ②手首
 ③足首
 それぞれ皮膚が薄く、さらに太い血管も通る部位でクーラーの冷気を受けやすいからです。

Q.冷えと浮腫みはどのように関係しますか?
A.冷えると身体ではそれ以上の冷えを抑制するために血管やリンパ管を細くします。そうすると身体の抹消まで血液が十分に届かないので栄養素が行き届かなかったり、不要な老廃物や水分をしっかり回収できなくなることで浮腫む。不要な水分が回収できないので冷える
この負のサイクルが症状を悪化させます。

治療法
Q.どのような治療方法がありますか?
A.冷えに対しては3つの人気メニューがあります
1つ目は、整体治療です。
えっ?整体?冷えに?と思われたかもしれませんが、とても大切なんです!!
冷えやすい3大ポイントの2つ手首や足首、毛細血管の多い手先や足先に血流を届けるためには血管の進路を邪魔されないことが重要になります。骨盤が傾いたり、肩甲骨が傾くと身体が傾き筋肉の凝りができ、抹消に行き届かせるはずの血流を妨害し抹消に行き届かないということが起こるため、身体のバランスを整えることが重要な治療法となります。

2つ目は、鍼灸治療です。
鍼灸治療は筋肉の凝りや血流改善にもっとも優れている治療です。
マッサージなどの外部からの間接的な刺激に対して原因の凝りやツボへの直接的なアプローチで冷えを改善していきます。特に鍼を刺した上にお灸を乗せて燃やす灸頭鍼は人気メニューで鍼とお灸のW効果が冷えた患部を改善していきます。

 

つ目は、女性に大人気メニューのマス灸オイルマッサージです。
足裏からふくらはぎまでゆっくりと筋肉の走行に沿って血流を促し筋肉の働きを助けながら疲労物質をしっかり促すことのできるリラクゼーション要素の強い治療です。心地よい刺激でオイルマッサージの最中から足が温かくなることが実感でき、さらに腰には火傷のしない特殊なお灸を置くことでより一層血流を上げリラクゼーション効果を高めます。

 

お悩みの方はお気軽にスタッフへご相談くださいね!

呼吸を工夫すれば体質が変わる!?

2023年05月11日

“大阪市大正区、大阪市西区、吹田市にあるフロンティア鍼灸整骨院グループです。

 

今回は「呼吸」についてお話しします! 呼吸とは空気中から酸素を取り入れ、体内から二酸化炭素を排出するガス交換のことを指します。

この呼吸の司令塔を果たしているのは脳幹と言われるところで、自律神経を介して無意識的に行われているものです。
皆さんが無意識に行っている呼吸ですが、このような症状に悩まされていませんか??

→息がしづらい →息苦しい →頭がぼーっとする →疲れやすい →寝付きが悪い →頭痛がする 等、これらの症状は呼吸が浅くなり酸素を十分に取り込めないことから起こる”隠れ酸欠”から来る可能性が大きいです。

呼吸が浅くなる原因としては以下のものが挙げられます。

・不良姿勢(猫背)
・ストレス

猫背姿勢などの不良姿勢の状態が続くと、肺が常に圧迫され呼吸が浅くなり酸素が十分に取り込めなくなります。

また、ストレス下では自律神経の働きも悪くなりそ呼吸のリズムも乱れてきます。
脳は体全体の酸素消費量の内、約25パーセントも占めています。
隠れ酸欠によって酸素が欠乏して脳へ十分に届かないなどと言ったことが起こると、頭痛など上記の症状が出現するようになります。

また、徐々に緩和はされてきましたが新型コロナウィルス対策としてマスクの着用が推奨されており、マスクで口や鼻が覆われている状態が続いています。これも隠れ酸欠を助長させる要因の1つとなっています。

そこで今日は”呼吸が乱れやすい””息苦しい”などでお困りの方にご自宅でも出来る簡単なセルフケアを3つほど紹介させていただきます!

☆自律神経を整える!呼吸法

①お腹を膨らませるようにして3~4秒で鼻から息を吸いこむ
②お腹をへこませるように6~8秒ほど時間をかけて鼻から息を吐き出す
③ ①~②を数回繰り返す

息を吸う時は交感神経、吐く時は副交感神経が働きます。
息をゆっくり吐き出すことにより副交感神経が優位になりリラックス効果が高まります。

☆胸周りのストレッチ!

①手を体の後ろで組みます。
②肩甲骨を寄せて胸を開き、腕を後ろに伸ばしていきます。

☆背中周りのストレッチ!
①手は胸の前で大きなボールを抱えるようなイメージで軽く組みます。
②腕を前に伸ばして、背中を広げていきます。

ストレッチ中も呼吸を止めないことを意識してゆっくり伸ばしていきましょう。

 

 

 

今回は「呼吸」についてお話させていただきました!
また、フロンティア整骨院・鍼灸院グループでは猫背矯正自律神経の乱れなどの施術を患者様一人一人に合う治療法で行なっております。

これらの症状でお悩みの方はスタッフまでご相談ください!

整骨院(接骨院)での保険施術

2023年04月5日

本日は整骨院(接骨院)での保険施術についてお話いたします。

 

整骨院(接骨院)では「骨折」「脱臼」「捻挫」「打撲」「挫傷」の5つが保険施術の取り扱い範囲として認められております。
※「骨折」と「脱臼」はドクターの同意を得ての応急処置となります。

フロンティア整骨院・鍼灸院ではカウンセリング時に痛みの原因が何であるのか?保険適応できるのかできないのか?をしっかりと徒手検査、疼痛誘発テストなどを行いご説明させて頂いております。
(例)

  • 朝起きて首を寝違えた
  • 重い物を急に持ち上げて腰が痛くなった
  • ランニング中に膝がカクッとなり痛めた
  • ストレッチをしているときに伸ばしすぎて痛くなった
  • 高い場所に置いてあるものを腕を伸ばして取ろうとした時に肩が痛くなった
  • イスに座っていて急に立ち上がった時に腰を痛めた
  • バスケをやっていて、着地したときに足首を捻った

などなど、これらのような原因で痛めた場合、保険適応になります。

では、それ以外は整骨院(接骨院)で施術できないのか?

そんなことはありません!!

フロンティア整骨院グループでは肩こり腰痛膝の痛み背中の痛み五十肩神経痛などあらゆる痛みに対して自信を持って施術できます。

痛みの原因がはっきりしない症状に関しては「整体施術」や「鍼灸施術」などでしっかりと施術することができます!!

良く分からない方は各院に電話、LINEでご質問してくださいね。

 

その症状もしかすると睡眠不足かも!?

2023年01月18日

大阪市大正区、大阪市西区、吹田市、池田市にあるフロンティア整骨院グループです。

今回は「睡眠」についてです。

 

・朝早く起きなければならないのに寝れない。
・途中で何度も目が覚めてしまう。
・寝たはずなのに疲れが取れない。

この様な経験をしたことはありませんか?

 

そもそも睡眠とは レム睡眠(筋緊張の消失、記憶の整理)と ノンレム睡眠(大脳の休息)を交互に繰り返し、心身共に疲労回復を行うものであり、身体と睡眠には深い関わりがあります。

 

睡眠をとることで得られる効果は
①身体の疲労回復
②精神面の安定化
③免疫力の向上
④食欲のコントロール
⑤集中力の向上

などがありますが、逆に充分な睡眠がとれず心身共に疲労が蓄積すれば、日中眠くなったり、 疲れやすくなったり、体調を崩したりと 日常生活に大きく支障をきたす様になります。

 

不眠症状が現れる原因として
・環境要因
・時差がある場所
・寝具や枕が変わる
・寝室の温度や湿度
・騒音、光 身体的な要因
・高血圧や心臓病、糖尿病、呼吸器疾患、アレルギー疾患などの病気や痛み 精神的要因
・ストレス
・神経質でこだわりやすい性格 生活習慣の要因
・不規則な生活
・運動不足
・アルコール、カフェイン、ニコチン などの嗜好品 様々な要因が複雑に絡み合って 「自律神経の乱れ」に繋がり不眠症状を 引き起こします。

 

自律神経の乱れとは

活動を司る『交感神経』と休養・回復を司る『副交感神経』のバランスが崩れることをいい、常に心身共に緊張している状態です。

 

大阪市大正区、大阪市西区、吹田市、池田市にあるフロンティア整骨院グループではこの不眠症状を引き起こす原因である自律神経の乱れに対して、鍼灸治療を行なっております。

 

緊張状態にある身体を鍼とお灸を使い、血流を上げながら筋弛緩を促します。
その他にも患者様1人1人に合う治療を提案しておりますので、気になった方はスタッフに是非ご相談ください。

つらい肩こりにお悩みの方へ

2022年12月9日

大阪市大正区、大阪市西区、吹田市にあるフロンティア整骨院グループでは、これまで『肩こり』でお悩みの方をたくさん施術してきました。

 

今回は、その『肩こり』についてお話ししていきます。

 

肩こりの症状は首すじや首のつけ根から、肩または背中にかけて凝った感じや張る感じがしたり、痛みが出たりします。

 

肩こりが起こりやすい人の特徴と原因を挙げてみました。

•長時間同じ姿勢でいることが多い →血流が悪くなり筋肉が硬くなります。
•猫背 →背中が丸まった姿勢は首、肩に負担がかかります。
•運動不足 →筋肉のポンプ作用での血流促進ができません。
•精神的なストレス →ずっと肩に力が入ってしまいます。
•なで肩 →肩の傾きが大きいため腕の重みが肩にかかりやすいので何気ない動作でも肩が凝りやすいです。
•冷房 →筋肉が冷えて硬くなります。

 

あなたも当てはまる特徴はありましたか?
肩こりを放置すると頭痛や腕のしびれ、吐き気が出てくることがあります。

 

そうならないためにも、肩こりは予防が大切です。

 

ストレッチや運動、入浴をしてリラックスする時間を生活に取り入れてみてください。

 

おすすめのストレッチを紹介します。 (ここに画像をいれてください。) 肩こりでよく硬くなる僧帽筋と肩甲挙筋のセルフストレッチです。

 

1回15秒を3セット行ってみてください。

 

これに加えて肩を回す運動も効果的です。肩甲骨から回すようなイメージを持つことがポイントです。

 

このようなセルフケアでる程度は肩こりの予防、軽減ができるかと思います。

 

それでも症状が軽減しない方へ、当院の治療方法をご紹介します。
肩こりの原因の長時間の同一姿勢や冷えなどで肩首周りの血流が悪くなると、疲労物質や老廃物を血液に乗せて運ぶことができなくなるので筋肉が硬くなります。

 

筋肉が硬くなるとそれに伴って関節の動きも悪くなります。

 

大阪市大正区、大阪市西区、吹田市にあるフロンティア整骨院・鍼灸院グループでは、肩こりでお悩みの方に「鍼灸治療」や「ハイボルテージ電気治療」で硬くなった深部の筋肉にアプローチし、「整体治療」で関節を動かしながら関節周囲の筋肉を緩めることで関節の可動域を広げ、痛みを軽減します。

 

関節可動域が広がるとセルフストレッチの効果も増大します。 肩こりの治療から予防までお気軽にご相談ください!

頭痛には種類がある!

2022年10月19日

大阪市大正区、大阪市西区、吹田市にあるフロンティア整骨院・鍼灸院グループです。

今回は「頭痛」についてです。

皆さんが誰しもが一度は経験したことがあると思う「頭痛」ですが、頭痛には種類があるのはご存知ですか?

 

『緊張型頭痛』

・頭が重い。
・圧迫されてるような痛み。
・ダラダラと痛みが長引く痛み
・肩こり、めまい、倦怠感

などの症状がある場合は「緊張型頭痛」になります。
原因としては頭、頸部、肩周囲の筋肉の緊張です。

 

『片頭痛』

・ズキズキする痛み。
・時には吐き気。
・こめかみが痛い。
・何も手につかない。

などの症状の場合は「片頭痛」になります。
原因としてはストレスなど、脳血管の急激な拡張になります。

 

『群発性頭痛』

・じっとしていられないほどの激しい痛み。
・目の奥の方に激痛がある。

などの痛みが激しいような頭痛に関しては「群発頭痛」と言われます。
原因としてはあまりはっきりしたものがわかっておりませんが、目の奥にある動脈の拡張が原因の一つと考えられています。

 

 

今回はこういった頭痛に対して効くとされているツボを紹介します!!

 

 

 

・合谷(ごうこく)

親指と人差し指の付け根、水かきの場所にあり、 頭の血流の改善の効果があるとされているツボ

・頷厭(がんえん)

こめかみと髪の生え際にあるツボで口を開け閉めした際筋肉が動くのがわかる場所にあります、側頭部が痛む頭痛に効果的とされています。

・風池(ふうち)

うなじのすぐ外側の窪みにあるツボで眼精疲労、めまい、頭痛に効果的とされているツボです。

 

今回は比較的セルフケアのしやすいツボを3つほど紹介させてもらいましたがまだまだ沢山のツボがあります「頭痛」でお困りの方は是非一度ご相談だけでも大丈夫なのでお気軽に足を運んでみてください!

当院での頭痛に対する施術は主に鍼灸施術ハイボルテージ施術を行っております!

 

「こむら返り」ってなぜ起こるの!?

2022年09月12日

大阪市大正区、大阪市西区、吹田市にあるフロンティア鍼灸整骨院グループです。
今回は「足がつる(こむら返り)原因」についてです。

みなさんは
寝ている最中、また運動途中に足がつって起きたことはありませんか?
足がつると
・痛い
・動けない
・再度つりそうになり寝付けない
などの症状があります。

では、なぜ足がつるかというと…
筋肉は伸びたり縮んだり脳からの神経を受けて動いています。そこに様々な原因を受けて誤作動が生じて足が急に縮み伸びなくなってしまう状態のことを言います。

原因としては

  1. 筋疲労
  2. 水分不足
  3. 冷え
  4. 筋力低下

などがあります。
今の季節は『冷え』が大きく関係しています。
睡眠の際、足元が出る服であったり、布団から足を出して寝ると『冷房』によりふくらはぎから冷えてしまい、血行が悪くなります。
悪くなっている所に寝返りの筋収縮の刺激により足がつります。

また、夏の暑い時期で『汗』をかきます。
汗は身体を冷やす作用があり、さらに筋肉の血行が悪くなります。
そして、身体の中は脱水傾向になりイオンバランスが悪くなり伸び縮みの指令がうまくいかなくなりつります。

足がつったときの対処法、予防法は

  • 身体の力を抜く
  • 縮んでいる方向と逆方向にゆっくりストレッチ
    ※急激にストレッチをすると筋損傷をするおそれがあります。
  • 夏の時期は喉が乾く前に水分補給それと共に塩分補給
  • 身体を冷やさない(特に足元を温めてあげる)
  • 運動をした日にはストレッチ(疲労除去)
  • 適度な運動

足がつる原因も患者様によって違いますので対処の仕方も変化していきます。
また、当整骨院グループでは『ふくらはぎオイルマッサージ』の施術メニューもございます。
なにか気になる事があればスタッフにお声がけください。患者様、一人一人に合ったストレッチや対処法をお伝えさせていただきます。

実は関係の深い腰と股関節!?

2022年08月15日

大阪市大正区、大阪市西区、吹田市にあるフロンティア整骨院グループ 柔道整復師の山本です。

今回は『腰と股関節の柔軟性の関係』についてです。

腰痛は体の悩みで女性では2番目男性では1番多く、人類の8割以上が腰痛を人生で一度は経験するといわれています。
そんな腰痛には様々な原因があるなか今回は実は関係の深い腰と股関節について解説していきます。

まず腰とは解剖学的には腰椎と言われる背骨の下から5個をいいます。
そして腰椎は背中側に突起がたくさんあるため、前屈と後屈はできますがひねる動作はあまりできません。
ですが日常生活やスポーツの場面でよく「腰をひねる」というワードを聞くと思います。
実は「腰をひねる」は股関節や胸椎(腰椎の上にある背骨)が主に動いているのです。
そして胸椎と股関節は「ひねる」以外の全ての腰の動作に深く関わります。
そのため胸椎や股関節の可動域が悪くなると、隣の腰椎がかばって痛みやだるさにつながったり、最終的に腰痛に繋がります。

ではなぜ同じ背骨の胸椎ではなく股関節を今回ピックアップしたのかというと、セルフケアが簡単にできるからです。
前屈で指が地面につかない方は特にストレッチをご紹介するのでチャレンジしてみてください。

今回お風呂上がりや寝る前以外にも、お仕事や家事の合間にできるようイスに座ったままできるストレッチをご紹介していきます。

  1.  太ももの後ろハムストリングスのストレッチ(20秒)
    膝を伸ばし、つま先を上げ足首を90°に上体を前にたおします。

     

  2.  お尻のストレッチ(20秒)
    片方の外くるぶしをもう片方の膝上に乗せ、乗せてる足の膝を下に押しながら背筋を伸ばし上体を前に倒します。

今回は1つ目の日常でよく使う前屈と、2つ目の腰椎の1番苦手なひねる動作をするお尻の筋肉のストレッチをご紹介させて頂きました。

 

ストレッチは副交感神経を優位にし、リラックス効果もありますのでぜひチャレンジしてみてください。


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