変形性膝関節痛
- 膝の内側辺りが痛い
- 立ち上がってからの数歩が特に痛い
- 階段の昇り降りが痛い
- 変形している(O脚、X脚)
- 膝に水がたまる
変形性膝関節症とは
膝関節は大腿骨と脛骨と膝蓋骨によって構成されています。
膝関節には衝撃などを吸収する役目をしている関節軟骨、半月板が存在します。
その膝の関節軟骨が加齢に伴いクッション性や弾力性が徐々に無くなってきます。また膝を酷使することによっても軟骨が擦り減ってきて、徐々に関節が変形してくる状態です。
関節炎症が起きると関節内に水(関節水腫)が溜まります。
これを注射で抜いても炎症が続けばまた溜まってくる場合もあり、もちろんその際には痛みも伴います。
ホルモンバランスの変化などの為、比較的高齢者の女性に多く、また肥満や遺伝が関係しており、関節が完全に変形してしまうともう元には戻らないので、早期の治療が大切です。
あなたの体の状態は大丈夫?
変形性膝関節症の初期症状は
『膝関節がこわばる感じ』
から始まります。
長時間正座をしたり、横座りや「あぐら」をした直後など座った姿勢から立ち上がろうとするときや立ち上がった直後に痛みが出現し、少し歩いたり動いたりするとマシになる。
長時間歩くとまた痛くなる…
といった状態になりやすいです。
膝関節の内側を押さえると痛みがあるのが一つの特徴になります。
その後、状態が悪化していくと段々とO脚になり、変形が進んでいくと合わせて膝関節の軟骨がすり減ってしまっている事もあります。
進行してしまうと手術をしないといけない状態になってしまうので、早目に施術をして少しでも変形を抑えていかなければなりません。
変形性膝関節症に対する施術
炎症症状がきつい時
膝関節が腫れて熱感があり、何もしていなくてもズキンズキンうずくような痛みがある時は、アイシング(冷罨法)をし、テーピングや包帯で圧迫固定を施します。
また、痛みを早期に取り除くにはハイボールテージ電気施術をご提案します。
術者が電気の周波数などを調整し、症状に合った周波数で施術を行います!
症状が落ち着いて来たら
- 筋肉調整:膝を動かす筋肉の手技
- 筋力 UP:膝まわりの筋力の強化
- 柔軟 UP:ストレッチ
- 日常生活:歩き方の改善
- 血流改善:鍼灸施術
などを行います。
関節の変形が今以上に進行しないような(少しでも遅らせる)施術が大事になります。