月経痛
- 痛みが強日常に支障が出ている
- お薬を飲まないと痛すぎて動けない
- 腰が痛くて立てない
- 下腹部が痛くうずくまりたくなる
- 痛みと共にイライラ
月経痛とは
月経痛とは、月経期間中に随伴しておこる下腹痛、腰痛のこと。
(月経困難症や月経前症候群における下腹痛や腰痛のこと。)
一般的に月経困難症と同義して用いられることが多い。
月経困難症とは、月経直前または月経中に下腹部痛や腰痛があり、他の随伴症状(腹部膨満感、頭痛、悪心嘔吐、便秘下痢、食用不振、脱力感、イライラ 等)がある病的状態をいい、軽度なものは含まず、月経の終了と共に消失する。月経痛がある方の20〜40%はこの疾患に値する。
月経困難症は2種類に分類されます。
①機能性(原発性)月経困難症
・原因疾患がないもの
・初経後3年以内に始まる
・月経直前、開始後に痛みが出現
・痛みの持続は短い(数時間〜2日以内)
・月経時のみ痛みが出現することが多い
・加齢での増悪はなく、減弱もしくは消失
②器質性(続発性)月経困難症
・原因疾患があるもの。
子宮内膜症、子宮腺筋症、子宮筋腫、等
・初経後数年以上経過し始まる。
・月経前〜2日〜4日で痛みが出現
・痛みの持続は長い(1〜5日)
・月経時以外でも出現
性行為時痛、排便痛を伴う
・加齢での変化はなく増悪もある
ここで必要なのが、治療で良くなるものなのか、そうでないものかの判断が必要になる。
①機能性(原発性)月経困難症の場合は治療の効果が見込まれるが、
②器質性(続発性)月経困難症の場合は病院での治療に加えてしていくことになる。
これらを放っておくと不妊に繋がります。
街のマッサージ屋さんや、整体だけでは改善しにくく、それに合った治療があります。まずは、ご自身の状態を知ることが大切です。時期に治ると、まあ大丈夫と自己判断ではなく、治る・治らないの鑑別をしっかりと行い、治療を行うことが必要になります。
鑑別をしっかりと行い、治療を行うには、マッサージ屋さんや整体ではなく、鍼灸治療が有効的です。ではどこに行けばいいのか…鍼灸整骨院もしくは鍼灸院がオススメです。
大阪市大正区・西区南堀江・吹田市のフロンティア整骨院・鍼灸院グループでは、個人に合った治療を行うために、まずはスタッフがお話をしっかりお伺いし、治療プランを立てていきます。
お薬でしのぎ続け、痛みに耐える状態から、症状を出ないお身体へと変えていきましょう。
月経痛の原因は
月経に関与する女性ホルモンのバランスが崩れると月経痛は起こりやすい。
卵胞の成育、子宮内膜をふかふかな状態にして妊娠しやすくするエストロゲン、
子宮内膜をネバネバにし、排卵後妊娠の維持に関与するプロゲステロンのバランスが崩れると起こりやすい。妊娠していないとなると脳からの指令でホルモンの分泌を調整し、子宮内膜は剥離し次の準備を始めるために月経がおこる。
脳からの伝令が上手くいかないと、ホルモンバランスだけでなく、色々な身体的症状も出現しやすくなる。
筋肉が緊張しやすくなり、肩こりや腰痛がひどくなったり、冷えが強くなる。女性化疾患に冷えは天敵で、悪循環に陥りやすくなる。
生理不順同様、女性化疾患は、全身の調節と共に、冷えの治療も行うと効果的に。
月経痛の治療は
大阪市大正区・西区南堀江・吹田市のフロンティア整骨院・鍼灸院グループでは、患者様の症状に合わせて、治療プランをご相談させていただきます。
月経痛を含む女性疾患に有効な治療は『鍼灸治療』です。
『鍼灸』は体質改善の治療になります。
『鍼灸』はリラックス効果が高く、自律神経が整いやすいです。
マッサージより筋肉の深部まで刺激が届くため、筋肉の緊張の改善が早く行えます。
全身の緊張を取り、自律神経のバランスを整えるのに鍼治療を、
冷えには、全身の血流を上げ、治療効果を高めるために灸治療を行います。
それと併用し骨盤の歪みがあれば、子宮や卵巣といった生殖器は骨盤内にあるので、血流が悪くなり症状が出やすくなります。骨盤歪みを整えていくと、血流とともに栄養が全身にまわりやすくなり、症状改善は早くなります。
月経不順の治療は、月経1週間前に開始するのが1番良いタイミングです。
まずは週2回を1ヶ月、月経前は状態を確認しながら週2〜3回。
今までの月経との痛みの度合いなどの差を確認しながら個人差はありますが、だいたい3〜6ヶ月治療を行なっていきます。確認しながら、効果が高ければ、治療の回数を調整していきます。
体質改善の治療なので1回での効果は薄いですが、継続をすると効果は必ず出ます。