PMS 月経前症候群
- 乳が張って痛い
- むくみがキツくなる
- 食欲不振になる
- イライラしやすくなる
- 情緒が不安定になる
月経前症候群とは
月経前症候群とは、月経の3〜10日前頃から始まる精神的、身体的症状で、月経開始と共に症状は消失ないしは軽減するものをいいます。次の月経周期でも同様に繰り返されることが特徴です。
症状は、個人個人によって異なるが、200種類以上あるとされています。
身体的症状
①疼痛→下腹部痛、腰痛、頭痛、関節痛
②乳房症状→乳房痛、乳房腫脹乳房過敏
③胃腸症状→腹部膨満感、便秘、下痢、食欲不振
④水分貯留症状→浮腫、体重増加
⑤皮膚症状→顔面紅潮、ニキビ
⑥他→発熱、口内炎、易疲労感、微熱
精神的症状
・イライラ
・不安
・情緒不安定
・抑うつ
・集中力低下
・易疲労感
・不眠
・傾眠
・無気力
・憂鬱
これらを放っておくと、日常に支障が出るほど精神的、身体的影響が出ることもあります。精神的に悪化すると、日常に支障をきたすと月経前不快気分障害(PMDD)へと変化しやすい。また症状が更年期障害にも似ているため、将来更年期障害のリスクも上がります。
月経前症候群の原因は
女性疾患の月経前症候群になりやすい要因はいくつかありますが、1番関与してくるのは、『ストレス』です。心因的な要因が大きいとされています。次に『冷え』。
現代社会においてストレスを抱えていない人は少なく無いはず…。
ストレスから症状(不眠、便秘、下痢 等…)にて症状を増悪させてしまいます。
ストレスが身体的、精神的に加わると、自律神経が乱れ、そうすると月経に関与する女性ホルモンも乱れやすく症状が増悪しやすくなります。
ストレス→自律神経の乱れる(交感神経、副交感神経のバランスが崩れる)
・筋肉の緊張↑(頚肩部、腰部のコリ)→ 血流↓ → 冷え
・不眠→易疲労感、
・交感神経↑ : 胃腸の働き抑制されやすくなる
まずは全身のバランスを整える治療が必要になります。
筋肉の緊張を取り、血管の柔軟性を高めることで血流を促します。
女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、熱の産生が上手く行えない方が多く、その為に気づいていない方も多いですが、お身体が全体的に冷えている方が多いです。
バランスを整えることに加え、冷えの治療も行うと症状の改善が見られやすいです。
治療効果を高めるために、日常生活の傾向をお伺いし、ご自身で改善すべきところのアドバイスも大阪市大正区・西区南堀江・吹田市のフロンティア整骨院・鍼灸院グループでは行なっています。無理なく、効果が出るように全力でサポートしていきます。
月経前症候群の治療は
大阪市大正区・西区南堀江・吹田市のフロンティア整骨院・鍼灸院グループでは患者様の症状に合わせて、治療プランをご相談させていただきます。
月経前症候群に有効な治療は『鍼灸治療』です。
『鍼灸』は体質改善の治療になります。
『鍼灸』はリラックス効果が高く、自律神経が整いやすいです。
マッサージより筋肉の深部まで刺激が届くため、筋肉の緊張の改善が早く行えます。
全身の緊張を取り、自律神経のバランスを整えるのに鍼治療を、
冷えには、全身の血流を上げ、治療効果を高めるために灸治療を行います。
それと併用し骨盤の歪みがあれば、子宮や卵巣といった生殖器は骨盤内にあるので、血流が悪くなり症状が出やすくなります。骨盤歪みを整えていくと、血流とともに栄養が全身にまわりやすくなり、症状改善は早くなります。
月経前症候群の治療は、月経後開始し、まずは週2回を1ヶ月、月経前は状態を確認しながら週2〜3回。
今までの月経での痛みの度合いなどの差を確認しながら個人差はありますが、だいたい3〜6ヶ月治療を行なっていきます。確認しながら、効果が高ければ、治療の回数を調整していきます。
体質改善の治療なので1回での効果は薄いですが、継続をすると効果は必ず出ます。